神鏡カードが創られてから3年が経ちました。
当時にはまだ明かされなかった神秘の情報が降ろされてきて、
実践版として解説が書かれた書籍が出版されました。
一枚一枚のカードの解説が、すべて新たに書き下ろされています。
また、日々の行や、神鏡カードのリーディングの精度をあげるための言霊も掲載されています。
本の付録として、12枚のゴールドの【帰神カード】と、さらに進化した3枚の差しかえカードもついて、全123枚のコンプリート版としてお楽しみいただけます。
もちろん、書籍として読むだけでも、相当にパワフルです。
以下、書籍からの抜粋です。
- スピリチュアルな技術や願望実現力の向上のために ‐
カードリーディングを学ぶことで得られるスピリチュアルな力とは
‐ カードなどのツールを使うリーディングの意味
‐
カードリーディングはカードとそのカードの解説書があれば、
誰でも始めることができますので、
今の意識の状態や過去と未来を読むことの始めの方法としてもよく使われます。
お客様がいる場合、お客様も展開されたカードを見ることができるので、
結果についての雰囲氣を共有することができ、親しみやすい方法でもあります。
また、ただ引けばいいという手軽さもあります。
ですのでカードリーディングは初心者のためのツールとも思われがちですが、
実はカードリーディングは、カードを使わないで行う直接的リーディングや
いわゆるチャネリングで受けとる情報の有効さを向上する意識を養成するためや、
意識を浄化して崇高さに向けて向上させてスピリチュアルな意識を錬成するための
ツールとしてとても役に立つものです。
また守護を受けるため、そして願望実現能力を強化するための、
強力なツールにもなります。
カードリーディングなど象徴を使って行うリーディングは、
私たちの意識の状態という内界と、体験する物事という外界が、
また外界同士が、共時性的に共鳴関係を持っているので、
共鳴を通じてカードの展開や卦の展開に対象物について情報が
映っているところを読み取ることをしています。
カードリーディングにおいても、易などにおいても、
それを構成する要素の集合によって時空の全体を体系化しています。
易であれば易の64の全ての卦の集合でリーディングする対象の
全時空および事象を共鳴させて、カードであればその全てのカードで
対象の全時空および事象を共鳴させるということです。
例えるなら、全体を記述しているDNAがカード全部や易の全体で
DNAのコードの一つ一つが、カード一枚一枚や易の卦の一つ一つのようなもの
という感じです。
そして、易もカードも人生や森羅万象の全時空を顕す体系として
一まとまりのものでありながら、全体を構成する一つ一つの要素が違うので、
見方と切り口が同じではなく、
おのずとそこから示される情報はそれぞれの体系ごとに特徴を持ちます。
どんなものでもその構成する要素を理解することは、
その全体性に影響を及ぼす能力を拡大します。
遺伝子組み換えの例えを使えば、DNAのコードをよく知れば知るほど、
それを組み換えて、それが造り出す生命の特徴を変える能力が上がると言うことです。
ですから、私たちの人生全般や人生上のイベントを一つの全体としてみれば、
それがどのような要素で構成されているかを知ることは、
私たちの人生をより素晴らしくするための情報として役に立ちます。
リーディングツールの、一枚一枚のカードの中身や卦についての造詣を深めれば
人生の理解と創造の力は上がっていきます。
私たちの中に内在している、人生を創りだす意識の要素と、
リーディングに使うカードなどの一つ一つの象徴がよく結び付いているツールほど、
人生を映す道具としてうまく使えます。
神鏡カードは、私たちの中にある潜在的能力や才能と創造の力の要素と、
そこにもたらされる天佑神助の色々な力が、
カードの一つ一つが示す象徴とよりよく結び付いています。
ですから特に、自らの創造の力を発揮して人生を創ることや、
自分のよき理想に敵った願いを叶えていくこと、
また魂の求めるものや天命に寄り添って人生を創りたい人には、
人生を創るために、また過去・現在・未来の情報を受けとるために、
また神域やパワースポットから力を受けとるために、
とても有効に機能するものになります。
‐カードなどのツールを使うリーディングの錬成をするとサイキック能力が高まる‐
それぞれのツールによって細かい作用には違いもありますが、
カードなどのツールを使ってリーディングを行うことを深めていくと、
道具を使わないサイキックリーディングや直感によるリーディングや
チャネリングのときの情報提供能力は高まっていきます。
なにも道具を使わないサイキックリーディングや霊視などと呼ばれるものの方が
能力が高くカッコいいものと思われることもありますが、
サイキックリーディングでも霊視でも、
私たちの側の意識のある領域を通してそこに流れる情報を、
私たちの理解の範囲に受け変えることをしているので、
その私たちの意識の領域が洗練されていればいるほど、
そこにもたらされる情報は人生を創造する方法や道具として有益なものになります。
また、カードなどのリーディングのツールは、
サイキックなチャネルを刺激して、それを活性化させます。
ですからサイキックリーディングやリモートビューイングや
筋肉反射を使ったリーディングや調整を行う人の意識のトレーニングのために、
そしてそれを実践している人が意識の調整のために、
カードなどのツールを使うこともよくあります。
また、それらをすでに実践している人が、
カード等によるリーディングセッションなども時々行うことで、
リーディング全般が洗練されていくこともあります。
優秀なサイキックリーダーは大概カードやツールなどの象徴の
優秀なリーダーでもあります。
カードや色々なリーディングツールは、直感を使うことを簡単に、
またある意味氣軽に人生の一部に導入することができるので、
直感というやり方を人生の方法の一部として取り入れやすくします。
そのような色々な観点から、ツールを使ったリーディングの力を
意識に学習させることは、私たちのスピリチュアルやサイキックという部分の
能力の全体性の向上に役にたちます。
‐カードの展開(スプレッド)を学ぶことによって開発される力について‐
カードのスプレッドを学ぶというのは、表面的にはリーディングを行える
テーマを広げるために行いますが、ここにはかなり重要なことが隠されています。
小宇宙としての私たちの意識が宇宙に相互的に働きかけて何らかの事象を顕現させる時、
その事象の質によって意識の中で活性化するパターンがあります。
そしてそれはそれぞれの事象によってかなり違います。
これは、人によって分野などによって能力の発揮のしやすさに違いがあることや、
得意不得意があることとも関係しています。
ひとつの例えですが、スープを飲むのにフォークを使うと
とても努力してもあまり飲めません。
お野菜やお肉を食べるのにスプーンを使っても努力の割にやっぱりあまり進みません。
ほんの形が違うだけで手を動かすあたりまではほとんど同じなのにです。
そのように、事象を創造するために的確なパターンというものが存在します。
この神鏡カードでお伝えのスプレッドを例えにしてご説明すれば、
人は人間関係を引き寄せたり関係性を運んでいったりするときには、
Lovers並びにあるようなパターンの活性によって行っていて、
人間関係を七福神並びのようなエネルギー活性によって引き寄せたり
動運させてはいません。
別な言い方をすれば、福運寿運などの運氣を動運して改めるのに、
Lovers並びにあるようなエネルギーパターンの形と活性の努力をしても、
あまり顕著な効果が現れず、その努力に対してきれが悪いような感じになります。
神鏡カードの体系の中では、色々なテーマに合ったスプレッドを提供しています。
またその性質上、講座などでしかお伝えできない口伝の強いスプレッドも
神鏡カードの体系は持っています。
それらスプレッドにはそのテーマについてお伝えするために必要な要素の枠
(位置の意味)が並んでいます。
それは情報提供というカードリーディングという視点から見た見方では
リーディング情報の意味になりますが、
実際はそのテーマに関わる物事を創造する時に私たちの意識が活性化する
エネルギーパターンの象と要素です。
ですから、スプレッドを学ぶことは、そのスプレッドに関わる分野で
うまく人生の創造を行えるようになるパターンを意識的にも無意識的にも
活性化することになります。
つまりその分野での開運につながるということです。
そしてその分野においてお客様の改運のお手伝いができる慧眼が
開いていくということです。
ですから、スプレッドを学び体得することは、
うまく適応したり創造できる人生の領域・分野が拡大していくことに
つながっていきます。